山田荘とは
「山田荘」は、上池袋4丁目の路地奥にある築35年の昭和の木造賃貸アパートです。
2階建てで6畳間が6部屋、トイレ共同、風呂なしの単身者向けのアパートで、これまでに学生を中心にさまざまな人たちが住みこなしてきました。
また、賃貸アパートとしての利用だけではなく、隣にあるオーナーの家(山田家)の別紙として、親戚の宿泊所、母ネットワークのパッチワーク教室、近所の子どもの遊び場として使ってきました。
今後、「山田荘」は、落ち着いた周辺環境を活かして、アーティストやデザイナーなどがじっくり制作活動に取り組めるアトリエやレジデンスとして活用します。
「山田荘」の入居者(メンバー)とともに、「山田荘」をレジデンスにしながら「くすのき荘」で制作をするなど、「山田荘」と「くすのき荘」を一体的に使っていきます。
それによって、木賃文化のネットワークが育まれることを期待しています。
くすのき荘とは
1975年築の木造2階建。もともとは運送会社の事務所兼住居として使われていました。
1階の倉庫は天井が高く、2階の住居部分は、6畳が4部屋+キッチン、風呂、トイレという間取りです。東武東上線の「北池袋駅」から明治通りに続く上池袋のメインストリートに面しており、建物に隣接して広々とした防災公園「くすのき公園」の景色が広がります。
「くすのき荘」では、この立地と空間を活かして、10数名のメンバーでシェアして、仕事をしたり仕事の準備をしたり、イベントをする場として使います。
「くすのき荘」の入居者(メンバー)が、「くすのき荘」を仕事場の一つとして、家ではできない活動を行う場として使っていくことで、仕事をする地域、住んでいる地域とのネットワークが出来たら、と考えています。
また、管理人がここに住みながらメンバーに関わることで、「くすのき荘」の活動を地域に繋げたり、情報発信をするハブにしていきたいと思います。